身の回りに潜むネットトラブルから身を守るために
ネットトラブル
2020.04.15

SNS炎上やワンクリック詐欺、架空請求など…身の回りに潜むネットトラブルから身を守るために

目次
保奈美


最近スマホを使うようになり、インターネットでショッピングをする機会が増えるようになった。架空請求やフィッシング詐欺などの話を聞き、注意しなければいけないことは知っている。しかしながら具体的にどうすればよいのか分からないので、先生に聞くことにした。

トラブル先生

トラブル先生
ネット上のトラブルサポートについても詳しい、インターネットの専門家。
豊富な知識と対策経験をもち、たくさんの事例もしっている。

インターネットが普及した現代では、ワンクリック詐欺や架空請求など、さまざまなネットトラブルが後を絶ちません。ネットトラブルは犯人の特定が難しいうえに、証拠をつかむのにも手間がかかります。そのため、十分に対策しておくことが大切です。今回は、ネットトラブルにしっかり備えたい保奈美さん&トラブル先生とともに、ネットトラブルの種類や対策などをしっかり勉強していきましょう!

1スマホの普及により拡大しているネットトラブル

保奈美

先生、よろしくお願いします!
最近スマホを使ってショッピングをする機会が増えたのですが、いろんなトラブルがあることを聞いて、もし自分も被害にあったらどうしようかと心配なんです。

トラブル先生

そうなんですね。近年、スマホの普及によりネットのトラブルが増加傾向にあり、高齢者や子どもだけでなく一般の方でもトラブルにあうケースも増えています。
今回は、ネットトラブルとその対策方法について紹介しましょう。

保奈美

はい!よろしくお願いします!

総務省の「インターネットトラブル事例集(平成29年度版)」によると、SNSで被害にあった子どもの数は平成20年から平成28年にかけて約2.2倍に増加しています。これは、インターネットやスマホの普及が関係しているといえるでしょう。ネットリテラシーが低い小学生から高校生までの子どもがSNSでの誹謗中傷や児童買春、児童ポルノなどの被害にあうケースが見られます。

また、消費者庁「最近の消費者トラブルの概況(平成31年)」によると、インターネットを利用した商取引の増加に伴い、個人間売買や商品の定期購入、詐欺商品の広告などの消費生活相談件数が増加傾向にあります。判断力が落ちてくる高齢者や低年齢層だけではなく、一般の方でも、ネットトラブルにあうケースが増えてきているため、十分に注意が必要です。

2こんなにたくさんの被害事例が!ネットトラブルの種類と事例をご紹介

保奈美

子どもが被害にあう件数が8年間で2倍以上に増えているんですね…。
私にも子どもがいるから気を付けないといけないです。

トラブル先生

そうですね。また、インターネットの商取引でのネットトラブルも増えており、詐欺の手口も多様化しています。次は具体的にどんなネットトラブルがあるのか、事例を交えて紹介しましょう。

保奈美

どんなトラブルがあるのかちょっと怖いですが、よろしくお願いします!

①SNS関連

まずは、SNSに関するトラブルをご紹介します。

・なりすまし投稿による誹謗中傷

他人になりすまして、嫌いな人の悪口や根も葉もないことを書き込むトラブルです。なりすました人、なりすましの被害者、誹謗中傷を書き込まれた被害者とトラブル関係が複雑になりやすく、場合によってはなりすましの被害者に更なる被害が及ぶ可能性があるため危険です。

・SNS経由で知り合った相手による性犯罪被害

SNSで知り合った人物と会ったところ、連れ去られそうになった事例があります。相手の気を引くために、他人の写真を無断でプロフィール画像に使用したり、話を合わせたりして信頼させた後、会う約束を取り付けます。会った後に犯罪行為に及ぶこともあるのです。

・SNS投稿から空き巣被害

SNSに「しばらく海外旅行に行く」などと書き込んだことによって、その間に自宅が空き巣に入られたケースがあります。プライバシーやセキュリティに関わる情報は投稿しないことが大切です。

・SNS投稿から個人情報が特定される

友人と一緒に写っている写真をシェアするためにSNSに投稿したところ、映りこんだ背景などから個人を特定されてストーカーにあった事例があります。ネット投稿された写真の瞳に映った景色を拡大して、自宅の最寄り駅を特定し、ストーカー行為を働いたという事件もありました。

②架空請求関連

支払う必要がないのに料金を請求される架空請求に関するトラブルをご紹介します。

・ゼロクリック詐欺

アダルトサイトなどを閲覧しているときに、何もクリックしていないのに突然「料金をお支払いください」「登録が完了しました。料金は〇万円です」などと表示される手口がゼロクリック詐欺です。画面を消すには料金を支払う必要があるなど、さまざまな言い回しで料金を請求されます。

・ワンクリック詐欺

URLをクリックした際にいきなり請求画面が出現し、「支払わなければ法的処置を取る」など、さまざまな脅し文句で閲覧者にお金を支払うことを要求するのがワンクリック詐欺です。料金の説明なく、料金を請求することは法律で禁止されているため、支払う必要はありません。しかし、「法的処置を取る」「裁判を起こす」などと脅されることで、慌てて振り込んでしまう方もいます。

・フィッシング詐欺

フィッシング詐欺は、偽サイトに誘導してログインIDやパスワード、クレジットカード情報を入力させ、窃取する詐欺です。取引先の銀行から「手続きをしないとキャッシュカードが使えなくなる」などというメールが届き、メールに記載されているURLにアクセスしてログインしたところ、口座に不正アクセスされたケースがあります。大手運送会社やECサイトなど、さまざまなパターンがあるため注意が必要です。

この他にも、アプリ内での高額課金や、違法アップロード&ダウンロード、フリーWi-Fiによる個人情報漏洩、パソコンのファイルを暗号化して解除に金銭を要求する不当請求など、身の回りにはさまざまなネットトラブルが潜んでいます。

3ネットトラブルから身を守りたい!どういう対策をすればよいの?

保奈美

想像以上にいろいろなトラブルがありますね。SNS、架空請求など、日常生活で起こりうることですよね。どうすれば対策できるんですか?

トラブル先生

対策としては、事前にトラブル内容を確認しておき、防止策を徹底することが重要です。具体的に何をすればよいか紹介していきましょう。

保奈美

はい!万が一トラブルにあったときのためにもしっかり覚えておきます!

ネットトラブルから身を守るには、あらかじめ手口や対処法を確認しておき、トラブルに遭遇したときに適切に対処することが大切です。ここからはネットトラブルの手口や対象法についてみていきましょう。

・ネットトラブルの最新の情報を入手する

ネットトラブルは、時代の変化に合わせて多様化しています。そのため、常に最新の情報を入手して、トラブルの「手口」と「対処法」を知って対策をすることが大切です。さまざまな情報を入手しておくことで、トラブルに巻き込まれた際に冷静に対処できるでしょう。間違った方法で対処すると、事態が悪化したり被害を防げなくなったりします。

・個人情報やログイン情報の入力を求められた場合は要警戒

Webサイトにアクセスしたときやメールが届いたときには、その内容を十分に確認しましょう。個人情報やログイン情報などを求められた場合は、信頼できるWebサイトやメールか慎重に判断しなければなりません。日本語が不自然であったり、文体やデザインが崩れていたりする場合は、フィッシング詐欺関連のWebサイトやメールの可能性があります。また、URLを有名企業の公式HPのURLに偽装しているケースもあるので、「リンク先URLが本当に公式のドメインか」など、細かいところまでしっかりチェックしましょう。

・SNSでは個人が特定できる情報を公開しない

SNSには、個人を特定できる情報を公開しないことが基本です。もし公開したい場合は、信頼できる友人や家族だけに公開しましょう。顔写真や名前、住所、近隣にある店の名称、道、建物など、あらゆる情報が本人を特定する手がかりとなりかねません。思わぬ投稿から個人を特定される場合もあるため、注意が必要です。また、友人を装って承認申請をして、個人情報を入手するケースもあるため、本人かどうかは必ず確認しましょう。

・誹謗中傷をされた際の対処方法を考えておく

誹謗中傷をされた場合は、つい反論しがちですが、火に油を注ぐような対応はかえって炎上を招きます。傍観していた第三者も炎上に加わり、さらに事態の収拾がつかなくなるでしょう。そのため、誹謗中傷をされても静観し、相手にしないことも一つの方法です。ただし、いつまで経っても誹謗中傷がなくならなかったり個人情報を掲示板に投稿されたりした場合は、警察への相談や法的な措置も検討しましょう。

・運営元が怪しいサイトを見ない

架空請求やマルウェア感染による個人情報の窃取などのトラブルは、運営元が怪しいサイトで起こる傾向があります。怪しいかな?と思われるサイトを見る時は、まず運営元をチェックするなど、警戒心を常に持つようにしましょう。アダルトサイト、出会い系など、人の欲望を刺激する分野を閲覧する場合は特に注意してください。

・クレジットカードは信頼できるサイトにしか登録しない

インターネットショッピングが当たり前となった現代では、クレジットカードを使えば簡単に商品を購入できます。しかし、販売元企業がしっかり明記されている、大手企業である、といった信頼できるサイトにだけ登録することが大切です。信頼性が低いサイトに登録すると、情報が漏洩したり、不正利用されたりする恐れがあります。

・信頼できないアプリはインストールしない

アプリをインストールする前に、その信頼性を十分に確認しましょう。フィッシング詐欺や個人情報の窃取にアプリを使用するケースがあります。レビューを確認して、信頼性を見極めましょう。また、Google playストアやApple Storeであっても問題のあるアプリが掲載されている可能性があるため、公式マーケットだからといって油断しないことが大切です。

・パスワードを使い回さない

パスワードを使い回していると、1つのサイトからパスワードが流出した際に、他のサイトに不正ログインされてしまう可能性が高まります。SNSの乗っ取りやネットバンクからの不正送金などの被害にあう恐れも否めません。パスワードは簡単すぎるものを使わない、かつ使い回さないようにしましょう。また、生体認証や二段階認証、セキュリティ対策ソフトウェアなどを積極的に活用し、常に警戒しておくようにしましょう。

ただし、このような対処法を知っていても、ネットトラブルに巻き込まれてしまう場合があります。万が一ネットトラブルに遭遇してしまった場合は、自分だけで解決しようとするのではなく、警察や弁護士などの専門家に相談しましょう。

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ネットトラブルあんしんサポートでは、最新のネットトラブル事例や手口、対処法などの情報を提供しています。個人情報の漏洩、詐欺、誹謗中傷、子どものネット利用に関する問題などさまざまな情報を得ることで、ネットトラブルの被害にあうリスクを抑えることが期待できるでしょう。

SNSトラブル、炎上・誹謗中傷、高額請求不正決済、危険なサイト、フリマ・ネットショッピング、子どものトラブル、個人情報の流出、その他のトラブルといった8つのカテゴリ別に分かれているため、気になる情報をすぐに入手できることが特徴です。

ネットトラブルにあったときの対策としての利用方法

実際にネットトラブルの被害に遭ったり、被害に遭いそうになったりした際には、専門スタッフへ電話相談ができます。必要に応じて消費生活アドバイザーや弁護士による情報提供も受けられるなど、ネットトラブルの被害を最小限に食い止めるためのサービスを提供しているので安心です。

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5ネットトラブルは増加傾向!日頃から十分に対策をしておく必要が!

保奈美

ドコモの「ネットトラブルあんしんサポート」に入っておくと、専任スタッフへ電話相談ができたり、最大100万円の補償が付くのは安心ですね。私みたいな初心者でも安心して入れそうです。

トラブル先生

そうですね。いつどんなときにネットトラブルに巻き込まれるか分からないので、対策しつつも、サポートに加入しておけば安心です。

保奈美

はい!初月無料なので一度お試しで加入してみて、まずは事例を色々読んで勉強してみようと思います。今回もありがとうございました。

ネットトラブルは、SNS被害や詐欺、誹謗中傷などさまざまな種類があります。それだけネットトラブルに遭いやすいため、最新の情報を入手して、十分に対策しておくことが大切です。

もしネットトラブルの被害にあった場合はドコモ「ネットトラブルあんしんサポート」をうまく活用してみてください。対処方法のアドバイスに加え、被害が深刻な場合は警察や弁護士など、どこに相談すればよいかも含めてアドバイスしてくれますよ。インターネットの利用、オンライン決済が一般化した現代では、ネットトラブルが増加傾向ですので、自分や家族を守るためにも日頃から注意するようにしましょう。

※本記事は2020年2月1日時点の内容であり、将来の商品改定等によっては内容が変更になる可能性がございます。

【監修者】
太田勇輔(おおた・ゆうすけ)
ネットワークスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリスト

インフラエンジニアとして官公庁や銀行などのシステム更改をメインに10年従事した後、IT関連ライターとして活動中。プログラミング、ネットワーク、セキュリティなどの解説記事を中心に執筆している。

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